職種を見る 栄養士

業務内容

国立病院機構は全国に140病院のネットワークを持ち、セーフティネット医療や臨床研究、教育研修といった幅広い活動を行っております。
中国四国グループは、中国‧四国地⽅9県に22病院あり、最先端から地域に密着した診療まで多様な医療を提供しています。
その中で栄養士は、「医療の基本」となる栄養状態の管理を行います。
栄養状態の悪化は、免疫に影響を及ぼし、創傷治癒が遅れます。逆に栄養過剰は、⽣活習慣病を引き起こす原因となります。チーム医療の⼀員として、病院管理栄養士の職能を発揮しています。

キャリアアップ制度

経験年数やキャリアレベル等に応じて、主任栄養⼠、副栄養管理室⻑、栄養管理室⻑へと昇任する制度があり、昇任に伴い病院を異動して、さらに幅広く経験を積むことができます。

※画像は左右にスクロールできます。

栄養士のキャリアパスを表した図です。ステップ1 栄養士(1年から)基礎を学ぶ 実務や研修を通してスキルアップ。ステップ2 主任栄養士(7年から)中核を担うリーダー 幅広い知識や経験を備え部下を育成。ステップ3 副栄養管理室長(15年から)チーム医療の要 チームを統率しより良い病院運営に貢献。ステップ4 栄養管理室長(20年から30年)職場長として登用 職場長として病院経営に関与。

研修制度

主な研修

階層別研修

新採用者研修

病院業務、栄養管理業務の基本を取得するための研修です。

新採用者研修の写真
マネジメント研修

人材育成や病院経営に参画するための知識や労働環境改善に繋がる取り組みを学ぶための研修です。

専門研修

スキルアップ研修

栄養管理業務に関する優れた知識の習得及び総合的な栄養管理能力の向上を図るための研修です。

チーム医療推進のための研修(NST)

チーム医療で専門的役割を発揮するために必要な臨床におけるより良い栄養管理の知識と技能を取得するための研修です。

院内感染対策研修

ICT業務に携わる各職種の取り組みを学ぶことで、院内感染対策の質の向上を図るための研修です。

資格取得支援

多数の専門的な研修で資格取得を支援します。

※表は左右にスクロールできます。

資格名 サポート体制
NST専門療法士 チーム医療推進のための研修
(NST)
チーム医療で専門的役割を発揮するために必要な
臨床におけるより良い栄養管理の知識と技能を取得するための研修です。

先輩メッセージ

岡山医療センター 栄養士 太田さん
2021年度入職

私が国立病院機構へ入職した理由は、中国四国グループ内で急性期から慢性期まで経験でき、スキルを高められること、また転勤制度により、業務の幅も広がり、知識も増やすことができると思ったからです。
国立病院機構の一番の魅力は、多くの栄養士と出会えることです。自分にない考え方や視点を持つ栄養士と出会うことは自らの糧となります。また、リフレッシュ休暇や年休取得によって長期休暇を取得することが可能で休暇制度が整っているところも魅力です。
普段の業務では、自らを振り返ること、患者さんに寄り添うことを心がけています。栄養指導後に安心した表情が見られた時や、前向きな発言を得られたときはやりがいを感じます。
太田さんの写真

四国こどもとおとなの医療センター 栄養士 野口さん
2012年度入職

国立病院機構は全国に多数の病院があり、幅広い知識を得られ、様々な経験が出来るところが魅力です。他病院で働く栄養士同士で情報交換ができ、困ったときに相談できる同期や先輩方がいることは、国立病院機構ならではの魅力だと思います。
また、福利厚生が充実しており、育児との両立がしやすい環境にあります。私も育児休業を取得後、育児時間制度を利用して、終業時間を早めて働いています。家族との時間を持ちながら、仕事を継続できることはとてもありがたいです。
食事は生きていくうえで切り離せない重要なものであり、それを患者さんと一緒に考え、支えていける栄養士でありたいと思います。
宮本さんの写真