研修は国立病院機構主催の新採用車検集会、治験研修会等、多くの研修会があります。また、国立病院機構独自では国立病院総合医学会が開催されています。その他、各種学会に各自任意で参加し、多くの学会で発表することもできます。
■主な研修の紹介
新採用者研修会
本研修会では、薬剤師のみならず診療放射線技師、臨床検査技師、管理栄養士等のメディカル・スタッフが各施設に赴任の間もなく参加します。研修内容は法令・制度、組織的な紹介から接遇・面接技法や具体的な実務に係わる幅広なものとなっています。
本研修では、多職種参加により各施設内での円滑なチーム医療を図ることや、薬剤師においては同期採用者間の連携を密にすることにつながります。
チーム医療推進の研修会２（がん化学療法）
チーム医療は、最近、取り立てて求められています。特に、患者の生命に大きく係わる疾病「がん」にあっては、患者中心の医療を多職種で臨まなければなりません。各職種が業務を効率よく、確実に、安全に実施すべき「がん化学療法」では、それぞれの役割を的確に分担、実践しなければなりません。
研修参加者は講義の受講に加えて、より良いチーム医療を目指してグループワークや事例検討を行います。
治験研修会
治験や臨床研究の実施は、患者さんへの医療提供と同時に医療従事者においても業務の幅を広げるものです。本研修は治験等の経験の少ない職員を対象に実務に関する知識の習得及びスキルアップを目的とします。また、施設を超えたネーットワークを構築して治験等業務の推進を図っています。
