看護教員の資質向上は看護教育の質を高め、さらに臨床看護の質を高めることにつながります。看護教員には豊かな幅広い教養と人間性はもとより、専門の看護学における知識・理論・技術に裏付けられた質の高い授業実践力と学生指導力とを併せて、場面に応じた人間関係の調整能力が必要となってきます。
国立病院機構では、中国四国グループ内附属看護学校の教員同志で活動する「教員研究会活動」があります。互いの看護の専門性を生かした領域別活動を行っています。また、お互いの授業実践力向上のため、各学校で授業研究を開催し、率直な意見交換の場を設けています。
■主な研修の紹介
中国四国グループで開催する研修会
- 教員研修(1)(採用後概ね2年まで)
主な研修内容
・国立病院機構における附属看護学校の存在
・教員としてあるべき姿
・学生指導におけるコミュニケーション
・授業計画の実際
・実習指導の実際 等
- 看護教員(2)(採用後概ね6年以上)
主な研修内容
・医療と看護の動向
・学校経営とマネジメント
・組織分析と経営戦略
・リーダーシップ
・危機管理
・労務管理 等